高校入って数学できるようになったわけについて考える

理系に進むことを決めてから、それまで苦手としていた数学を少し頑張るようになった。予習とか。
で、高校最初の定期テスト。数学でかなりいい点とる。今までの自分じゃ解けそうもなかった問題がテスト時間中に余裕で解けた。
うん。だけど、はいはい予習のおかげですね、で済ませたくない。なんだか他にできるようになった理由があると思うんだよね。


それは数学をやっている中で見つかった。


さて、数Aで場合の数というのをやりますね。場合の数という単元では、試行という言葉が出てきますが、この試行という言葉、それで探していた理由がどうやら表せる。

自分が数学できるようになったのは、根気よく思考や試行ができるようになったから

それまでの自分は数学において自信がなかった。苦手意識というやつかな。でも、絶対苦手意識なんかないさ!と思ってた。自覚がなかったのかね。それはいいとして、その苦手意識のせいである種の数学への拒否反応が出やすいらしかった。やれやれ、もともと数字は好きなのにな。難しい問題…というか難し「そう」な問題にぶち当たるとはいギブ、わたしにゃどうせ解けませんよってなっちゃう。後回しに後回しにして解ける問題がほとんどないのに気づくがテスト終了時刻は差し迫ってきていて、とりあえずどれかに手をつけるがわからない。超焦っちゃうから余計解けない。結局空欄ばかりのテストが提出されていくのを見送る。そんなのはザラで、入試でもこれをやってしまった。受験直前は切羽詰ってたのもあっていつも数学が足を引っ張っていた。実力テスト・定期テストともに初めて数学で60点台をとったり(平均すれすれ)。
そんな自分が変わったのは、高校行ったら大学受験でリベンジするために気合入れねば、という思いで頭をフルに回転させようと思うようになったからだと思う。諦めず、問題の解き方を探すのだ。そして問題を理解し、問題の裏を読む。

そういうわけで

意外と自分は素養があったのかもしれないという感じもするが、結局のところ今まで学んできた基礎は一応、きちんと定着していたというわけだ。
数学ができるようになったので友達に教える機会も出てきたが、そのときに感じるのはやっぱり基礎は大事だってこと。基礎をマスターして自由自在に使いこなせないと応用以前の問題だし、それがわかってないで数学苦手〜とか言ってちゃ駄目である。勉強なんてやらない限りできるようにならんのだよ。数学のような教科でも。
それと、基礎を身につける中でセンスも磨かなくちゃいけない。具体的に言えば、頭の切り替えがスムーズにできるように鍛えたりするとかね。パッパパッパ考えてかにゃいかん。方法これがこうなるからこうなんのね、じゃあなんでこれはこうなんの?これはどうなの?って思考や試行をしながらわざとらしく唱えたりするのもいいかもね。

偉そうなこと書いたが

そこまで数学できるわけじゃないと思う、私は!
でも、以前よりできるようになったのは確か。高校受験のとき太刀打ちできなかった難問とか今割と解けるし。解けない場合でも全く解法が見えないわけじゃないし。そういうの面白いなあって思えるようになったし。
それと、最近この本を読んだので、実はほぼこれの受け売りかもしれない!


…明日はもうちょっと早く寝るよ。