いろいろ

久々に、長々と書いてみる。書いているうちに、やたら暗い文章になってしまった。


自己採点をしてしまった。
大変、ヤバい結果だった。ボーダーも多分行ってない。今年は難易度が高かった、平均点が下がるだろう、各所でそう言われている。それを受け、例年より下がったボーダーや平均点を予想し、設定してみても自分の点数はその域に達していない




本番は、想像していたよりも緊張してしまった。問題を解こうとするが、難しい。行き詰まる。行き止まりである。頭を打ちつけて我に返る。大急ぎで道を引き返し、大急ぎで新しい道を見つけようとする。焦りで、胃に穴が開きそうな気分になる。心臓が締め付けられる気がする。あと10分!、あと5分!妙にふざけた声が頭の中でこだまし、思考の邪魔をしてくる。あと1分!あと30秒!…そこで、「やめ」という、無機質な声が教室に響いた。びくっ、と体を震わせ、シャープペンシルを置き、解答用紙を裏返し、退室する。廊下の冷えた空気が身を刺す。やはり、周囲の声に耳を傾けてしまう。「難しかったー」「ここ○○だよなー」やはり気になるのか、ちらほらとそこらで友人と答え合わせをするような声が聞こえた。しかし、答え合わせなどしても不安になるだけである。気を取り直し、次の教科に備えよう。そう思っても、鉛のようにずんとした感覚が胸の奥あたりに居座っているようで、どうしてもできる気がしない。お母さん、お父さん、ごめんなさい。先生、ごめんなさい。ふつふつとわきあがる、自分を応援してくれた人々の顔、声。また、チャイムがなった。教室に入る。今度こそ、できますように。

昼食をとるころには、もはやどうでもよくなっていた。それまで受験した教科の手ごたえから、これから受験する教科でいくらよい点数をとっても合格はないだろう、そう考えていたからだ。あまり喉を通らない昼食。半ば無理矢理に詰め込んで、最後のあがきに参考書の見直しなどをする。

受験を終えて、自分の甘さを実感した。試験を受けている間じゅう、ずっと情けなくて仕方がなかった。入学試験というものは厳しいものであった。それなのに、タカをくくってあまり勉強しなかった自分。少し模試等でよい結果が出たならすぐさま調子に乗って、現実から逃げていた自分。得意教科だから、とロクに勉強しなかった自分。それら全てを、恨んだ。そして、忠告してやりたくなった。そのままじゃ落ちる未来しか待ってないよ、と。





あえてこんなことを書いた、というか書けたのは、一番落ち込んでいたときよりもいくらか回復したからです。今は、ある程度気持ちに整理がついています。自己採点から落ちることが確定したようなものなので、併願して合格した私立高校で頑張っていこうと思っています。
大学受験で、リベンジです。