アジアンテイスト

気がついたらどこかの商店街に立っていた。タイとかカンボジアあたりのアジアっぽい、風情漂う商店街。道路の脇には水路のようなものが通っており、夏という設定なのか、風鈴も涼やかに音を立てていた。どこからかお経が聞こえてきたので、それにつられてその音のもとまで歩いていった。

たどり着いた先はお寺。そりゃもうど派手な。畳が階段状に上のほうまで連なっていた。その畳を1歩1歩と踏みしめながら上へと昇っていく。何段目かで、開けたところに着いた。そこでは、たくさんの修行僧がお経を唱えていた。やがて、その修行僧たちはお経を唱え終わり、こちらを向いた。そこで私は、修行僧のなかに知り合いの顔を発見した。そこで目が覚めた。ヤツは誰だったっけ。